完璧主義で苦しくなった心をラクにする3つのポイント

こんにちは。
心理カウンセラーのたかはるです。

「もっとちゃんとしなきゃ…」
「失敗したらどうしよう…」
「まだまだ自分は足りてない…」

完璧をもとめて、自分に厳しくなってしまう。そんな経験ありませんか。

特に、HSP気質の方は、 その感受性の強さゆえに完璧を求めがちです。

でも、完璧を求めすぎると、

・ちょっとしたミスに落ち込む
・「まだ足りない」と感じてなかなか終われずに疲れがたまる
・過去を思い出し、「あのときこうしていれば…」と後悔してしまう

そんな日々が続いてしまい、心身ともに落ち着くことができません。

今回は、そんな完璧主義で苦しくなった心をラクにするための、 3つのポイントをお届けします。

心をラクにする3つのポイント

完璧主義の人は、ちいさなミスにとても敏感で、まるで「失敗=自分の価値がなくなる」かのように感じてしまいがちです。

しかし、そんなことはありません。失敗しても、あなたの価値は変わらず、ステキなままです。

ここで、「失敗」の考え方を少しだけ変えてみてください。

・「失敗から学び、成長できるチャンス」
・「ミスすることも、人間らしくていい」

この考えを持つだけで、 自分に向ける目がほんの少し優しくなります。
完璧じゃないことが、良いことである場合もたくさんあるのです。

完璧主義の人は、「できなかったこと」にばかり目が向きがちです。

「もっとやれたはず」
「これじゃ全然ダメ」

ダメなところばかり気にして、自分を責めてしまうことが多いと思います。

そんなときは、「今日できたこと」「がんばったこと」を見つけてみてください。

・朝きちんと起きられた
・人に優しくできた
・苦手なことに少し取り組めた

小さなことでも、大きなことでもなんでも探してみてください。

できたことに意識を向けてみると、意外とたくさんあることに気づきます。

そんな自分に気付けるだけで、少し明るい気持ちになれますよ。

HSPの人は、他人の気持ちをとても大切にします。
完璧主義なあなたは、他人の気持ちを大切にしようとしすぎて、自分の気持ちを後回しにしちゃってるかもしれません。

もちろん、相手の気持ちは大切にしたいですよね。
それが、HSPの個性でもあり、ステキなところです。

相手の気持ちを大切にするのをやめるのではなく、たまには自分の気持ちも大切に、やさしく包み込んであげてみてください。

・やりたくなかったんだね
・苦しかったんだよね
・イライラしてたんだね
・つらかったんだね
・ずっとがんばってたんだね

相手の気持ちを大切にするように、自分の感情も大切にしてあげてみてください。

気持ちを包み込んであげるだけでも、気持ちのやわらぎを感じられますよ。

まとめ

いかがでしたか?

完璧主義で疲れた心をラクにする3つのポイントをお伝えしました。

1. “失敗=良いこと”と考える
2. 「できたこと」に目を向ける
3. 自分もやさしく包み込む

この3つのポイントを意識することで、少しずつ、心をラクになっていきます。

100点を目指したくなる気持ちが強いHSPの気質は、とてもステキな個性です。

でも、完璧じゃなくてもいいのだと思う気持ちも忘れないでください。

少しずつ、心をラクにできる練習をしていきましょう。

あなたの笑顔を、心から願っています。