こんにちは。
心理カウンセラーのたかはるです。
今回は、「気分が晴れず、急に何もかもが面倒に感じてしまう」という経験をしている方にお話しします。
急に「めんどくさくなる」ことありませんか?
「週末は友達をランチに行こう」
「来週、散髪に行って、スッキリしよう」
数日前まで楽しみに計画していたことなのに、いざその日になると、急にすべてが面倒になって、もう一歩も動きたくない、ただ横になってしまいたい衝動に駆られる。
そんなことを感じた経験はありませんか?
そして、「またダメだった」「どうして自分はこんなにやる気がないんだろう」と、自己嫌悪に陥ってしまう。
これはいったいなぜなのでしょうか。
面倒になってしまうのは、自分がダメなのではなく、心が疲れ果てているサインを感じ取っているのかもしれません。
それはズバリ!「徹底的な意識的休息」
面倒な気持ちになったとき、まずは心が疲れていることに気づきましょう。そして、心の疲労を回復させてあげましょう。
心の疲労を回復させるための方法は、
ズバリ「徹底的な意識的休息」を行うことです。
ただ休むだけでなく、意識的に心と体を休めることが重要です。
HSPの処理能力は深く、敏感なのです
HSPという気質は、五感が非常に敏感で、非HSPの方と比べて、外部からの刺激(音、光、匂い、他人の表情、情報、空気感など)をより多く、より深く受け取り、脳で処理しています。
その結果、意識しないうちに脳がクタクタに疲れ果ててしまうのです。
そしてこれが、急に何もかもが面倒になったり、理由もなく気分が晴れなかったりする「心の疲れ」の状態を引き起こします。
「徹底的な意識的休息」とは、このずっと働いている脳を、意図的に休息させる時間です。
脳に「休み」を与えることで、過剰な刺激の流入を一時的に止め、情報の整理や疲労回復を促し、心を休ませることができます。
今日からできる「意識的休息」の具体的な4つのアクション
では、具体的にどのように「意識的休息」を取り入れれば良いのでしょうか?
大切なのは、「何かをする」のではなく「何もしない」ことに意識を向けることです。たった5分からでも大丈夫です。
次に、今日からできる簡単な4つのアクションをご紹介します。
1.デジタルデトックスの5分間: スマートフォンを遠ざけ、何も考えずただ静かに座ってみる。目を閉じて、呼吸に意識を向けるだけでOKです。
2.「ぼーっとする」時間を作る: 好きなソファや椅子に座り、窓の外の景色を見るなど、特定のものに意識を集中せず、ただ「ぼーっと」眺める時間を作ります。
3.五感をいたわる時間: 温かいハーブティーをゆっくりと淹れ、その香りや温かさをじっくりと味わいながら飲む。お気に入りの香りを嗅ぐ、柔らかなブランケットに包まるなど、心地よいと感じる感覚を感じてください。
4.ただ、横になる: どうしても気分が晴れない時や体が重い時は、布団やソファにただ横になるだけでも十分です。眠れなくても大丈夫。「体を休める」ことに意識を向けてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今日は、「気分が晴れず、急に何もかもが面倒に感じてしまう原因と今日からできる工夫」についてお話しました。
今日は「なんだかいつも疲れてしまう」「急に何もかも面倒に感じる」。
もしあなたがそんな悩みを抱えているのなら、それはあなたが繊細だからこそ感じている、心の疲れによるものです。
そしてその疲労を回復させるために、徹底的な「意識的休息」の時間が大切となります。まずはご紹介した具体的アクションを、少しずつ取り入れてみてください。
あなたの笑顔を、心から願っています。